
1対1用のボードゲーム「ガイスター」を紹介します。やればやるほどハマる鉄板ゲームです。
ガイスターって?
お化けのコマを動かして遊ぶボードゲーム。
難易度:イージー(小学生vs大人でも戦える)
プレイ人数:2人(1対1)
チェス、将棋等と比較すると、それぞれの役を覚えなくていい分、簡単なゲームです。
ルール
赤いおばけのコマと青いおばけのコマを4つずつ使います。
ルールは、以下の3つだけ覚えればOKです。
・自分の赤お化けを4つ全て取らせる
・相手の青お化けを4つ全て取る
・自分の青お化けを脱出させてあげる
これだけです!
この意味が明らかになるように説明していきます。
コマとボード
おばけのコマは、こんな感じです。

指の関節2つぶんぐらいの大きさ。赤と青は、この点の色のことです。
赤は悪いお化け、青は良いお化け。使うのはこのお化けコマと盤面のみ。
盤面はこれを使います。

6×6のマス目になっています。ここにお化けコマを並べます。
実戦で説明

↑
初期配置はこの位置です。(ああ、お化けコマかわいい)
このように、お互いに8つのコマを持ちゴマとしてスタート。(赤4青4)
スタート時の赤と青のコマの配置はプレイヤーが自由に決めることができます。ここがミソです。
相手のコマは表の顔しか見えません。相手コマの”どれが青でどれが赤か”知ることができないのがこのゲームの面白いところ。
1ターンに1マスだけ、自分の1コマを縦か横に動かせます。

↑
この青が動くとしたら

↑
ここか

↑
ここ
※ナナメには動かせません。
交互にコマを動かしていきます。
自分のコマが相手のコマと重なるとそのコマを取ることができます。

↑
この青いお化けで前に動くと
↑
このように相手のお化けはゲームからいなくなります。(このときはじめて赤か青か判明する)
これを繰り返し、
相手の青お化けを全てとるか
自分の赤お化けを全てとらせるか
の争奪戦をします。
しかし、争奪戦に気を取られてはいけません。
その理由は、3つ目のルール
「青お化けで脱出すれば勝ち」
があるからです。
相手の盤の矢印の場所から脱出可能。

矢印の位置に到達した次のターンにそこから脱出できます。
ガイスターの面白さ
ルールは3つだけ。単純かと思いきや、見せかけなどの駆け引きによってプレイは奥が深い。
脱出場所に直行してくる相手のコマを青お化けと思っていたら、実は赤お化けだったり。
どんどん相手の陣地に踏み込み、赤お化けを取らせたがっていると思わせて、実は青お化けで脱出を試みていたり。
心理戦や予想外の裏切りが起こるたびに、「まじかよ~~~」と盛り上がります(笑)
はじめてプレイした人は、勝敗に関わらず
「もう1戦やろう!!!!!!」
と声が出てしまうはず。それぐらい楽しいです。
意外と他の人のプレイを見るのも面白かったり。(両方のコマが見られるので)
ここだけは注意
あと、個人的な注意点としては、お菓子を食べながらやると汚れが目印としてついちゃうのでやめたほうがいいです。
チョコとかダメ、絶対。