「マイティ・ソー バトルロイヤル(原題:ソー ラグナロク)」の感想。
まず、ポスターかっこいいよね。
日本版は男前

アメリカ版はスタイリッシュ

マイティ・ソー3部作のしめくくりを飾る映画であり、今後の「アベンジャーズ:インフィニティウォー」に繋がる重要な作品。
「アベンジャーズ?マーベル?よくわかんない。ソーってやつ、見たことないよ。」
そんなMARVEL作品を全然知らない人でも、この映画から入っていける。
それぐらい単体の映画として完成されています。
予備知識なしでも十分に楽しめる作品ですが、やはりシリーズものは、前提知識のあるなしで満足度が変わるのもまた事実。
「MARVELの映画ありすぎ!どれ観ればいいの!!」
「キャラいすぎてわけわからん!!」
ご安心ください。映画を観なくても、キャラを全員知らなくても大丈夫(スパイダーマンもアイアンマンも、ソーの作品には出てきませんから)。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」は
”ここだけおさえれば、映画についていけます”
「ソー」シリーズ=ド派手な兄弟ゲンカ
タイトル通り、ソーが主人公。アスガルドっていう星の皇太子。

ソー「アスガルドは俺が守る」
ソーにはロキという義弟がいる。
ロキはイタズラの神。
悪いことばっかりしたくなっちゃいがち。
ソーとロキは宿敵同士。
ロキ「兄上の邪魔してやるぜ」
【こんな関係】
ソー → 雷神
完全にロキより強い
地球を救う人気者
アスガルド大好き
ロキ → 悪戯の神
悪知恵マン
「兄ちゃんばっかりチヤホヤされやがって!殺したろか。」
兄に常に嫉妬している
今までの2部作は、ソーとロキとの争い。
今作「バトルロイヤル」では、
新たに姉の”ヘラ(死の女神)”が参戦。

ヘラ「アスガルドぶっ壊すわ」
【見どころ】
「姉ちゃんがやべえ。今までバチバチ喧嘩してたけど、弟さんたちどうすんの~!」
緑色の、ハルクって仲間がいる
地球を守るヒーローで結成されたチーム「アベンジャーズ」(ソーもアベンジャーズのメンバー)の一員で、チーム一番の破壊力をもつ怪物、ハルクってのが今作のキーマン。
普段はブルース・バナーという人間の姿。
怒りや憎しみの感情が高ぶるとハルクの姿に変身してしまう。
バナーの時は、博士号を7つもとれるほど頭がいいのに、ハルクになってしまうとコントロールが効かなくなる。
【見どころ】
「ヘラと闘うのにハルクが必要!ハルク(ブルース・バナー)とソーのかけあい」
監督いわく…
監督は、インタビューでこのように語っています。
将来的にほかのシリーズに繋がるよう、3作のつじつまを合わせるのは僕の仕事じゃない。僕の仕事は、単独の映画として成立する作品を作ること。マーベル映画をこの作品しか観ない人にとっても、最高のストーリーが描かれた最高の映画になるようにすることです。
つまり…
「マイティ・ソー バトルロイヤル」は、予備知識なしでも最高の映画です!!
だって、監督がそう言ってますし(笑)
個人的には「ドクターストレンジ」「アベンジャーズ エイジオブウルトロン」あたりを観ておくと、もっと面白いと思います。
今作が面白くなかったら、他のMARVEL映画は楽しめない!傑作ですので、ぜひ!!!