
家の片づけってめんどうですよね。
でも、片づけないと「これ捨てようかな?あれはどこにあるっけ?」と時間を無駄にすることになる。
・部屋が散らかっている=人生を無駄にしている
・部屋を片付ける=自分の「お金、時間、体力」を最大化できる
こう考えたのが、メンタリストのDaiGoさん。いまや作家として大活躍ですね。
どの本も科学的根拠とわかりやすい書き方で説得力があります。
今回は、ただの片付けメソッドでは終わらない、DaiGoさんならではの心理分析を利用した片づけ本「人生を思い通りに操る片づけの心理法則」を紹介します。
片づけることで「本当に大事なこと」に時間を使えるようになり、人生を操ることができる。
「人の心理を利用した新しい片付け術」と、「スッキリした脳を使って幸福な人生を創り出す思考術」が書かれています。
片づけで何が変わるのか
「片づけで人生を操る」
何言ってんだろう?片づけぐらいで?そう思うかもしれません。僕も思いました。
片づけは最高の意思決定トレーニング
自分にとって何が必要かを選ぶ力をつける。
必要になるかもしれないからとっておこうかな?とあいまいな決定ばかりしていると、周りに流される人生になってしまう。
本当に必要なものを決定する意思の力が高まるのが片づけの効能。
いきなりそんなこと言われても、パッパと決めらんないよDaiGoさん!という方のために、少しだけやり方を紹介します。
7つの質問でモノを減らす
モノを減らすときに使う思考法。モノを捨てるときや新しく買うときに、以下の7つの質問のどれかで自分と相談します。
感覚に合う質問を3つぐらい使うといいそう。
・買い直し思考
「捨てたとしたら、また買い直すかな?」
・トラベラー思考
「旅行に持っていきたい?」
・ネットオークション思考
「誰かが買ってくれるなら、売る?」
・タイムトラベル思考
「あの日に戻ったら、もう一回買う?」
・大富豪思考
「無限にお金があっても、コレを買う?」
・ほしいモノ変換思考
「これを何回我慢したら、欲しいモノが買える?」
・ロングスパン思考
「3年、5年、10年経っても必要か?」
僕は部屋がかなり汚かったんですが「買い直し思考」と「トラベラー思考」だけでだいぶモノがなくなりました。
「初速最大化」の原則
心理学者ショーン・エイカーの研究によると、行動の初速20秒が重要とのこと。
人間は、とりかかるときに必要な時間を20秒短縮するだけで、それを習慣化できる。逆に、20秒余計に時間がかかるようにするだけで、習慣をやめられる
取り出しやすい位置に掃除用具を配置するだけで掃除が習慣化するし、奥にしまったらやらなくなるんですね。初速を最速にする生活環境に変えることが散らからない部屋への第一歩。
ここに来たら、これをする。これを使うときはこの時間。など、行動をあらかじめ決めておくことで、関係ないものは捨てられる。
実際に試してみた感想
「捨てるもの」に目を向けず、「必要なもの」を徹底的に考える。これをするだけで断捨離の悲壮感がなくなります。
よく考えたらホコリかぶってるだけだったもの、なんだかんだで着てない服、読みもしないのに積んでる本。こういうものを捨てるだけでもだいぶ気持ちがスッキリしました。
もやもやしたメンタルやスッキリしない頭は、もしかしたらゴチャゴチャな部屋のせいかもしれません。
そんな方は、一度読んでみてください!この考え方は、一生使えます。