
2018年サッカーワールドカップ、盛り上がってますね!
今年は番狂わせが多く、どの試合も波乱の展開があっておもしろいですよね。
中でも注目なのが、モドリッチ選手が率いるクロアチア代表。

決勝トーナメントでは全ての試合に延長戦で勝ち、クロアチア初の決勝進出を決めました。
もちろんプレイも見応えがありますが、実況もおもしろいんですよね。
「モドリッチがワンタッチでラキティッチ。」
「ペリシッチからマンジュキッチ!」
たまごっちかよ
あだ名みたいでカワイイ……
ほとんど「○○ッチ」なんですよね。代表選手23人中15人が「○○ッチ」です。
なんでこんなことになるの?気になったので調べてみました。
「○○ッチ」は「○○の息子」
クロアチア人の「○○ッチ(ić)」は、「○○の息子」「○○家」という意味だそうです。
ちなみにこれは名前じゃなくて、名字です。
「親の名前+ッチ(ić)」
「家業+ヴィッチ(vić)」
親の名前だけでなく、家業に「ッチ」がついたパターンもあるみたい。
例)
クロアチア語で「鍛冶屋」を表す単語はKovač(コヴァッチ)
なので、
Kovačević(コヴァチェヴィッチ)という名字の人は、「鍛冶屋の子」。
セルビアも同様に、「○○ッチ(ić)」の名字が多い国です。
「○○の息子」はこんなに多い
同じく「○○の息子」という名が受け継がれている国は多いようです。
・○○ヴィッチ(vich)、○○フ
ロシアのミドルネームでよく使われる。ゴルバチョフもそうですね。
・Mc○○
アメリカの姓。マクドナルドは、ドナルドの息子ね。
・○○son
これもアメリカの姓。
もしかして、じゅんいちダビットソンはデイビットの息子ですか?笑
・○○sen
北欧(ノルウェー。デンマーク、スウェーデンあたり)の姓。
アンデルセンとか。
・○○nen
フィンランド人の3分の1以上が「○○ネン」らしい。
佐藤、加藤、斉藤の「藤」的な感じかな?
1位は、コルホネン。
・○○ski
ロシア、チェコ、ポーランド、ウクライナに多い姓「○○スキー」
ドストエフスキー、チャイコフスキーが有名ですね。
・bin○○
アラブ系の名前に多い「ビン」
名字ではなく、父親の名前の前にビンをつけて名字っぽくする。
ビン・ラディンは、ラディンの息子。
親の名前を大事にする国は多い
「○○ジュニア」とかもよくありますよね。親の名を残すというのは世界共通の意識なんですかね。
おれっちも親を大事にしたいッチ!