
どうも、いむるた(@imurutalog)です。
みなさん、とんでもない歌手を知ってしまったんですよ、エルトン・ジョンって知ってますか?
ちなみに、ヤホーで調べたんじゃなくて、映画を観たんですけどね。素晴らしいですね、どの曲も…
彼のファンの方も、そうでない方も、ぜひ観ていただきたい。
主演のタロン・エジャトンの憑依っぷりもすごいです。

それでは、映画「ロケットマン」の感想を書いていきます。
- ボヘミアン・ラプソディの監督が撮った「エルトン・ジョン」
- ポップな音楽[光]とドラッグ依存[闇]のコントラスト
- ドラッグがらみの幻覚がファンタジーを創り出す
- ミュージカル調になるタイミングが完璧
- 「ボヘミアン・ラプソディ」の最後の20分を超えるインパクトはない
- (おまけ)主演俳優とご本人が仲良しになっていた
ボヘミアン・ラプソディの監督が撮った「エルトン・ジョン」

エルトン・ジョンの人生を、彼の曲とともに描いたミュージカル映画「ロケットマン」。
実は、あの爆売れヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」のデクスター・フレッチャー監督が撮っています。
これだけで観たくなる方もいるのではないでしょうか?
「ボヘミアン・ラプソディ観た?早く観なよ!あれは映画館で観ないと損するよ」
これがまたはじまりますよw
「ロケットマン観てないの?」
ポップな音楽[光]とドラッグ依存[闇]のコントラスト
この映画は、目まぐるしく光と闇が切り替わります。
両親からの愛情を受けられず、愛を知らないまま大人になったエルトン・ジョン。
その後、彼は「音楽」で成功をおさめ、ステージに立てばみんなのヒーロー、大人気のポップスターとなる。
ここでハッピーエンドにならないんですよ。
お金も地位も手にすれば、幸せが手に入りそうなもんだけどなあと、僕らは思っちゃいますよね。
だけど、裏では「酒、ドラッグ、性」に依存し、ボロボロになる毎日。
いくら売れても稼いでも孤独だし、両親からは「あなたが息子で迷惑」と言われてしまう。
幼少期など、つらいシーンがけっこう多いので、少し覚悟がいる映画ではありました。
ドラッグがらみの幻覚がファンタジーを創り出す
この映画は伝記ではなく、人生をモチーフにしたファンタジー。
なので、「ハリー・ポッター」とかと、大まかに言えば一緒ってことです。
だって幻覚見てるんだもん。頭の中、現実、妄想、現実、幻覚・・・
なにがなんだかわからないまま、ステージに立ち続ける日々。
「この曲をシラフのみんなに」とか言っちゃうし。めちゃくちゃやってる人の話って、結局おもしろいよね。
ミュージカル調になるタイミングが完璧
「ボヘミアン・ラプソディ」と同じ監督ですが、決定的な違いは「ロケットマン」は「ミュージカル映画」だという点。
つまり、急に歌ったり踊ったりしちゃうんですよ。
「ラ・ラ・ランド」や「グレイテスト・ショーマン」の系譜ですね。
人によってはこのへんが好き嫌い別れると思うんですけど、「ロケットマン」はシーンの切り替わりが鮮やかで、むしろ、いきなり歌いだしてほしくなってくるんですよね。
主演のタロン・エジャトンの歌声も最高にかっこいいですし。
劇場で1番アガった曲はこれ!
youtu.be「ボヘミアン・ラプソディ」の最後の20分を超えるインパクトはない
衝撃なら、「ボヘミアン・ラプソディ」のほうがあったと思います。
ドーン!と胸に来る感じ。最後の20分間のライブエイド再現は、ずるいですからね。
でも、ストーリーや人物にひきこまれるのは「ロケットマン」のほうでした。
不遇すぎる環境を、彼なりに生きていく物語と、人間の弱い部分を表現したむごさが良かったですね。
(おまけ)主演俳優とご本人が仲良しになっていた
主演のタロン・エジャトンとエルトン・ジョンは、映画をきっかけに交流を深めているようです。
エルトンのコンサートにスペシャルゲストとして呼ばれている動画を貼っておきます。
これ、最高でした
youtu.be